健康寿命を延ばしていくための高齢者の食事
長寿としては世界一を誇る日本ですが、その中には実は病気などで寝たきりの方も含まれています。
「健康寿命」を延ばしていくためには、多くの方がかかりやすい高血圧症や糖尿病などの生活習慣病を予防することが大切なこととなってきます。
壮年期以降は基礎代謝量が低下してきてエネルギー消費量も減ってくるので体重が増加しやすくなります。
加えて老年期に入ると歯が弱くなり咀嚼する力が落ちてしまったり、味覚や消化の機能も低下するので食事があまり取れなくなってしまい、栄養が不足してしまいがちになります。
すると免疫力が落ち、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
味付けは塩分に気をつけましょう。塩分の摂りすぎは高血圧など生活習慣病に繋がりやすいものです。
薄味を心がけ、余分なナトリウムを排出する働きがあるカリウムをたくさん含んだ野菜や海藻類をすすんで摂るようにしましょう。
また老年期に怖いのは骨折で寝たきりになることや骨粗鬆症になることです。
カルシウムは意識してしっかり摂取することが大切です。
ビタミンDやクエン酸、タンパク質などはカルシウムの吸収を促すものなので同時に摂取するようにします。
歳を取ると肉料理は敬遠しがちになりますが、タンパク質を摂取するためにも調理法や大きさなどを工夫して少しでも食べるようにしましょう。
また歯が弱くなることでつい柔らかいものばかり好んで食べてしまいがちになりますが、それでは便秘になってしまいます。
食物繊維が含まれたさつまいもやかぼちゃなどの野菜、豆類、キノコ類、ココア、ヨーグルトやキムチなど乳酸菌が含まれた食品を摂取することで腸内環境を整えて便秘の改善をはかりましょう。
消化機能が低下したり、ものを飲み込む力も弱くなり、食欲もあまり湧かなくなってくることが多くなります。
あんかけなどとろみをつけることでのどの通りをよくしたり、食欲が湧くように香辛料や香味野菜などを上手く利用するなど、工夫しましょう。
またトイレが近くなりがちでつい水分摂取をためらってしまう方も多いようですが、それは血液がドロドロになり病気に繋がりかねませんので、できるだけこまめに水分を取るように心がけることが大切です。
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